NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」の脚本家であり小説家の吉田恵里香さんとの公開トークショー、無事、終えることが出来ました。

NHK朝の連続テレビ小説「　虎に翼　」の脚本家であり小説家の吉田恵里香さんとの公開トークショー、無事、終えることが出来ました。

当日は２００名を超えるお客様で、開演前から会場の外も、長蛇の列！　吉田さんの注目度の高さは流石です。

教育関係の方も沢山、ご参加くださいました

「令和７年度　げんでんふれあい文化講演会」として開催されたトークショーの講演のタイトルは『ちいさな「はて？」から始める女性活躍　わたしらしくは　私が決める』

「はて？」と言う言葉は、「虎に翼」の主人公の口癖です。

今回は「はて？」と思う身近なお話から広い社会問題まで、様々な角度からの女性の社会進出や選択肢について、吉田さんにお話を如何いました。

講演の初めに会場の皆さまの緊張をほぐしたかったので「朝ドラ、虎に翼を覧になっていたという方、手をあげてアピールお願いしま～す」という言葉からスタートしてみました。

すると、ほとんどの皆様が、笑顔で手を上げ、両手でアピールする人も(笑)

吉田さんは茨城県、初上陸だったそうですが　会場の歓迎ぶりに「うわ～。ありがとうございます！」と　とても素敵な笑顔を見せてくださいました。

今回の公開トーク時間は９０分間。「①虎に翼の話　②女性進出の話　③参加者の皆さんからの事前質問」という配分で、時間内にバランスよく聞いていきたいな、と思っていましたが、お話が楽しくてタイムキープが大変でした(笑)

「虎に翼」は日本史上初めて法律の世界に飛び込んだ1人の女性（猪爪寅子）の事実に基づくオリジナルストーリー。

何故「虎に翼」というタイトルにしたのか、何故「朝ドラで憲法第14条をキーワードにしたお話を書こう」と思ったのか、などなど。基本的な質問も、吉田さんは、１つ１つ丁寧に答えてくださいました。

そして「虎に翼」の時代設定は、今より少し前のはずなのに、男女の格差・ジェンダー、そして事実婚などなど、物語に出てくるたくさんのエピソードと問題提起が、全て現代と通じるものがあるように感じていたので、そのあたりのお話もしっかり聴かせて頂きました。

会場には頷いて聞いて下さるお客様も多かったです。

また、活躍する女性たちも増えてきましたが、私自身の実感としては、まだまだ「子育てや介護は　女性がするもの」という空気感は密かに多いように感じる点や、女性の選択肢を増やすために女性自身も頑張っているけれど、やはり夫や義理母父も含めての家族や、社会や全体の協力体制や意識が変わってくれないと、正直、難しい、と思う事があった話など、実感として感じる率直な部分もお話させて頂き、吉田さんの考え方や想いも伺いました。　