2025年の初仕事。筑波大学附属病院麻酔科からのご依頼で、患者さんへの麻酔説明動画のナレーション収録をさせて頂きました。

2025年の初仕事は、筑波大学附属病院麻酔科からのご依頼で、患者さんへの麻酔説明動画のナレーション収録をさせて頂きました。

ナレーション原稿は45ページあり、収録には2時間半かかりましたが、非常に素晴らしい内容の原稿だったので、緊張感を持ってしっかりやり遂げました。

今回の説明動画は「全身麻酔(成人)」「全身麻酔(小児)」「脊椎麻酔」「帝王切開」と、4種類あり それぞれとても丁寧な説明になっています。

手術を受ける時にされる「麻酔」って、やはり緊張しますよね。

でも、この動画を見て頂くことによって、患者さんやご家族が麻酔を理解し、安心して手術に臨んで頂けるのではないかな、と思います。

手術や麻酔は以前に比べればより安全に受けられるようになってきました。しかし、体の負担はゼロとは言えませんし、リスクも伴います。今回のナレーション原稿では、様々な合併症やリスクに関しても、しっかり説明しています。

医療従事者ではない私たちに「 わかりやすい言葉で 丁寧に説明 」してもらう事(説明動画)は、本当に助かると思います。

私自身が下読みの段階で、麻酔に関して「なるほど~」と、理解が深まり安心したので、伝わるナレーションになったのではないか、と思いますよ。

今回の大変だった事は、とにかく専門用語の沢山あった事。「硬膜外麻酔・硬膜外腔・硬膜外膿瘍・抗血小板薬・抗凝固薬・披裂軟骨脱臼・誤嚥性肺炎・肺塞栓症・糖尿病治療薬・馬尾神経症候群」等々・・・すべてわかりやすく説明はいれていくのですが(笑)

実は原稿量が多かったので、声枯れも心配だったので、本番前の2日間は、マスクをして ほぼ声を発しませんでした。インフルエンザも流行っており、この時期は 特に声質のフォローには気を使います。

そして今回 とても嬉しかった事は、今回指名してくださった麻酔科の女医さんの言葉です。

「 私も子供たちも、もえみさんの声が大好きで、その声で、今回の麻酔のナレーションをお願いしたいと思ったんです」「 希望は 落ち着いた感じだけど、包み込む優しい感じで お願いします 」との事。

アナウンサーとして「声が好き」と言われるほど、嬉しい事ありません。

原稿量としても内容も、なかなか大変でしたが、ちょっと頑張ってしまいました(笑)

すると録音を聞きながら「 うわ・・・この声だ。やっぱりいい・・・」と、その女医さんが つぶやく声が聞こえて・・・。

なんだか本当に嬉しかった。ありがとうございます。

痛みを感じなくさせ、ストレスから体を守ることが麻酔の役割。

麻酔という医療行為には危険が伴いますが、麻酔科医の先生たちは、常に細心の注意を払って麻酔を行っています。

もし、この動画と出会う機会がありましたら、是非 安心して麻酔を受けてくださいね。

YouTubeなどで 一般公開になる場合もお知らせします。

2025年の仕事始めも、とても素敵な出会いからスタートしました。

「 目に見えない 声のチカラを信じて 」

今年も皆様のお役に立てるよう、精一杯頑張りますので、是非、色々ご一緒させてくださいね。

筑波大学麻酔科の皆様、素晴らしいお仕事、頑張って下さい。

ナレーションを担当させて頂き、感謝です。本当にありがとうございました。

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