モンゴルの感動的な民話「　スーホの白い馬　」を　馬頭琴の名手：セーンジャーさんと「　音楽劇　」という名称で　全文朗読コラボレーションさせて頂きました。

馬頭琴の由来にもなっており　教科書にも載っているこの物語を　馬頭琴の生演奏と共にコラボレーションさせて頂ける機会は　なかなかありません。本当にありがたく　嬉しく思いました。

モンゴルの広々とした草原　宇宙の大きさを感じるような空の色

誰よりも早く走る　美しい白い馬

朗読は　透明感溢れる馬頭琴の音色と共に　ゆっくりと進んでいきます。

素晴らしいホテルのホール会場には　約７０名ほどのお客様がシーンと静まり返り　集中して聴いています。

朗読が進み、白馬がスーホの腕の中で死んでいく場面では

涙をぬぐうお客様も　いらっしゃいました。

哀愁のある美しい響きに導かれ

私自身も　朗読しながら　身体が透明になってくるようでした。

朗読が終わったあとは大きな拍手を頂き

馬頭琴のセーンジャ－さんも　素晴らし笑顔を見せてくださいました。

実は、この幸運な巡りあわせは　約２か月前に開催された「　フラワーフェスティバル　」が　きっかけでした。

馬頭琴コンサートで司会を担当していた私が　たまたま、ほんの１ページ程度、この物語の部分朗読したのですが　その朗読を聴いていたセーンジャ―さんが

「　次の私のコンサートで　部分朗読ではなく、全文朗読コラボしましょう！」と声をかけくださり今回　夢のようなコラボが実現しました。

神様は　どんな小さな瞬間のお仕事でも

心を込めてした事に対して　こんな風に宝物を下さるのだな、と

心から　感動してしまいました。

これからも　人との出会いを大切に　１つ1つのお仕事を　丁寧に続けていきたいと思います。

セーンジャ―さん、スタッフの皆様

今日も素晴らしい経験と　ひと時をご一緒させて頂き　ありがとうございました。心から　感謝・感謝です。

（　photo by  中泉 正市さん　）

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