「 筑波宇宙センター50周年記念式典 」の司会を務めさせて頂きました
「 筑波宇宙センター50周年記念式典~50年の感謝と技術、未来へ! 」の総合司会を務めさせて頂きました。とても素晴らしい式典で感動いたしました。
筑波宇宙センターは まさに日本の宇宙開発の最前線となる施設です。
その筑波宇宙センター50年の歩みを振り返り、宇宙開発の発展と、将来への期待感を高める式典に、施設関係者・科学者・研究者・様々な形で支えている企業・団体、そして地元の小学生~高校生の子どもたちなど約300名が参加されました。
ご来賓を代表され、文部科学大臣永岡桂子様からのご挨拶は、文部科学省研究開発局長千原由幸様が代読されました。
総務大臣政務官国光あやの様は「 今日、参加している子供たちの中からも 未来の宇宙飛行士が出るかもしれない 」と子どもたちへの希望をお話されました。
つくば市長五十嵐立青様は「 つくばは、宇宙飛行士にお帰りなさいと言える街。誇りに思います 」とスピーチされましたが、つくば市民の私も本当にそう思います。
講演会は SF作家の八島 游舷様と、日本人初の宇宙飛行士で研究者の毛利 衛様の2名が講演されました。質疑応答のお時間も設けられました。
SF作家の八島様は「 未来・宇宙・想像力 」と言う演題で「 SFが予言したものが 次々と現実化した技術となっている 」など、想像力からの大切さを講演されました。
次に 日本人初の宇宙飛行士の毛利 衛様が「 わたしたちの宇宙と未来~いつも新しい挑戦~」という演題で、スペースシャトル「 エンデバー号 」 での様々な宇宙実験や、宇宙から見た 美しい地球の映像など、とても貴重な映像をたくさん見せて下さいました。
少し質疑応答では 子供たちが次々と手を挙げるので 誰に当てていいのか困るほど。
「 スペースシャトルチャレンジャーの事故のあと、どうやってモチベーションを保ったのか」などの質問もありましたが、毛利さんは非常に子供の心に響く素敵な回答が多く、さすがでした。
今年は14年ぶりに 新しい宇宙飛行士候補者2名が選出されました。
毛利さんが宇宙飛行士に憧れたのは、13歳の時にTVでガガーリンの映像を観た時だそうです。
そして、今年新しい宇宙飛行士に米田あゆさん(28歳)は 向井千秋さんの伝記を読んで宇宙に興味を持ったそうです。
今回、式典に参加された多くの子供たちの中からも、将来きっと宇宙飛行士やJAXAの技術者になる人が出てくる事でしょう。
宇宙へのロマン、果てしなく広がりました。素晴らしい式典に 司会者としてご一緒させて頂けました事、心から嬉しく思います。
スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
宇宙飛行士が月への着陸する「 アルテミス計画 」も進んでおり、日本人として初めて月面に降りるかもしれない時代。ワクワクする期待感でいっぱいです。