つくば市には現在144ヵ国・約1万3000人の研究者や留学生などの外国人の方が住んでいらっしゃいますが、この度「　一般財団法人つくば市国際交流協会　設立10周年記念式典　」と「　外国人のためのスピーチ大会　」が開催され、私は司会を務めさせて頂きました。

「　外国人のためのスピーチ大会　」のスピーチテーマは「　つくばをもっと住みやすい街にするためのアイディアを　あなたの経験をもとに話す　」

厳しい１次審査を通過した高校生から社会人まで１０名が登場。ベトナム・ウクライナ・台湾・トルクメニスタン・モンゴル・中国とお国も様々で、民族衣装を着てスピーチする方もいらっしゃいました。

審査員には布浦万代一般財団法人つくば市国際交流協会理事長をはじめ、森田充つくば市教育委員会教育長・独立行政法人国際協力機構筑波センター所長・（株）茨城新聞社土浦・つくば支社長・つくば市市長公室公室長、そして中学生高校生の皆さんと、日本語講師ボランティアのみなさんが審査員として参加されました。

直接、行政にも提案できる具体的な内容も多く、非常に有意義なあるスピーチばかりで、大会長の五十嵐立青つくば市長も大きくうなずきながら聞いていらっしゃいました。

外国人の皆さんが提案される「　住みやすいつくばにするためのアイディア」は　具体的なだけではなく、非常に美しく流暢な日本語で　語尾も豊富。

本当に素晴らしくて、ビックリしてしまいました。

司会者としては、「　コルダエヴァさん　」「　チメッツェレンさん　」「　クルヴィツカさん　」「　オグルナバットさん　」などなど、お名前を言い間違えないように、かなり集中しながらインタヴューをさせて頂きました。

インタビューでは皆さんの普段の様子や素の部分が見えて　会場も出場者も少しほっこりしたようでした。

審査の間のアトラクションは、つくば市立高崎中学校箏曲部の皆さまによるお箏の演奏と、スリランカの古典舞踊の披露があり　会場が和やかな雰囲気に包まれました。

最優秀賞は滞在歴11か月の台湾出身の高校生。つくばのより良い交通手段についてのご提言とアイディアがとてもわかりやすく、胸に響く素晴らしいスピーチでした。

また記念式典では、多年にわたり国際交流事業の推進に貢献をされた、ボランティア関係の皆様や、国際交流事業の推進にご尽力いただいた機関・企業の皆様などに感謝状の贈呈が行われました。

この日は　長時間の司会ではありましたが、とても気持ちの良い空間で　素晴らしい内容でしたので　とても爽やかな気持ちがいたしました。

つくば市在住の144ヵ国・約1万3000人の外国人の方とも仲良く、快適に生活していける街。

新しくなった市民活動拠点つくばセンタービル「　コリドイオ　」が会場もとても素敵です。

私も　もう少しコミュニケーションできる様に語学を勉強しなくちゃなぁ…と思いましたが、今日の皆さんは　日本語ペラペラなので　助かりました(笑)

本日も多くの学びがありました。

ありがとうございました。

（　お写真は全て許可を頂いてアップしています　）

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