弦楽合奏団の司会を務めさせて頂きました
今年も 創立31年目を迎える弦楽合奏団「 アンサンブル ベルデ 夏のコンサート 」の司会を務めさせて頂きました。このコンサートは 18年連続で司会のご指名を頂いており 本当に有り難く思っています。
この夏のコンサートの定番の特徴は、司会者(私)が 作曲者や曲の紹介を 1曲1曲 わかりやすくご紹介させて頂く事です。弦楽合奏の曲の中には あまり馴染のない曲も多いと思います。でも実は とても美しい曲がたくさんあるので、そこを多くのお客様に聴いて頂き 弦楽合奏に親しみを感じてほしい、というベルデさんの思いから 夏は司会者の曲解説付き、という流れになったそうです。お客様にもとても好評なようで嬉しいですね。
今回のコンサートは「北欧の響き」と銘打って、グリーグ・シベリウス・ニールセン・ゲーゼ・ノルドグレンなど 北欧の弦楽合奏曲をたっぷりとお楽しみ頂きました。北欧の風土に根ざした数々の美しい作品は 非常に爽やかなものでした。
弦楽合奏団 アンサンブル ベルデの団員の皆さんは 医師・研究者・会社員・学校の先生・主婦・学生など様々。ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスの計21人で演奏しますが、指揮者がいないのも最大の特徴です。でも 結成30年以上の「あうんの呼吸」による素晴らしい演奏は まさにプロ級。指揮者なしでも 心が一つになっている様子は 演奏からも感じます。
夏に聴く弦楽器の音色は本当に いいですね。私も大好きです。今日のコンサート、お客様も充分楽しそうでしたが、きっと演奏している団員の皆さんが一番楽しかったでしょうね。演奏後の笑顔がとても印象的でした。
素敵なコンサートにご一緒させて頂ける事と、18年連続でご指名頂ける事に 心から感謝しています。会場いっぱいのお客様、アンサンブル ベルデの皆様。素晴らしいひと時をありがとうございました。