今年も8月24日（土）25日（日）に開催された「　まつりつくば２０２４　」でメインストリートの実況中継の司会を務めさせて頂きました。

私は2000年から、このアナウンスを担当しているので　今年で24年目になりますが、毎年、本当にワクワクします。

まつりつくばの最大の特徴は、2日間連続でねぶた・お囃子・太鼓・パフォーマンスが一度に全部見られる事！大人数で大きな動きが出来るのも　道路幅が広いつくば市ならではの利点です。

お祭りの参加者のみなさんの装束の色は、日本の美を感じる様々な色合いで、粋で素敵ですね。そしてこの担ぎ手だけで２５００人！担ぎ棒が9ｍ×６ｍという、日本最大級の大万灯神輿も圧巻です。

この「　筑波山　」をイメージした大万灯神輿に、日が暮れると144個の提灯が灯ります。2500人で渡御する万灯神輿は神輿の真ん中の部分が山なりになっており、カタチも別格に美しく、非常に品格のあるお神輿で、その渡御の様子は、日本の伝統美・形式美を感じ感動します。

日中のメインストリートでは、様々なパフォーマンスステージも披露されました。パフォーマンスステージは　例年より参加団体がふえ、さまざまな年齢層の団体が、ダンス・よさこい・郷土芸能・楽器演奏など、バラエティに富んだジャンルの構成で披露され、ワクワク感いっぱい。

「ツクバアサン47」など　ユニークな名前の団体もあり、どの団体も元気はつらつで　キラキラしていました。

さて、指揮所棟にはさまざまな皆様がいらっしゃり、それぞれのお仕事や、打ち合わせをしていきます。五十嵐立青つくば市長も　スタートのご挨拶のタイミングを確認にいらっしゃいました。木遣との兼ね合いとタイミングの確認は重要です

つくば神輿連合会長の杉山吉則さん。つくば神輿連合の扇子も素敵です。

一緒に東日本大震災のボランティアをした時からの信頼感溢れるメンバーも、しっかり指揮所棟でねぶた関係などの運行の指揮をしています

特に指揮所棟の担当者の方とは、阿吽の呼吸で進行していけるので　本当に安心です。市役所スタッフの皆様には本当にお世話になり、助けられています。

アナウンス原稿は　2日間とも、各約４０ページあるのですが　実況中継タイプなので　臨機応変にアドリブのコメントも多くなります。それも24年間担当している長年の引き出しの経験が助けになります。

まつりつくばの目玉の１つに万博山車があります。これは1985年の「つくば万博」の時につくられたものが復活したもので、高さ5.5ｍ　全長4.4ｍ、幅2.8ｍ。さらに屋根の台座が更に２ｍあがる仕組みになっており、つくば市無形民俗文化財の田中囃子による、おかめ・ひょっとこ・きつねの踊りもあります。幸福を招く「鈴」も振りまかれ、大きな喝采を浴びていました。