パラスポーツを見て・触れて・体験し、その醍醐味や楽しさを知って頂く企画「　パラスポーツを知って楽しもう～まるっと、さらっと体験会　」のトークショーで司会を務めさせて頂きました。

実は私は本番前に　パラ・パワーリフティングを体験してみたのですが。。。。15キロを上げるのも大変で、腕がフラフラ。

ところが、私より小柄で華奢な成毛選手は　なんと６５キロをあげちゃうんです！本当に驚きでした。すごいです。

当日は100名を超えるお客様がいらっしゃいました。

パラスポーツ日本代表選手の皆さまのお話しを伺う機会は　なかなかないので、会場の皆様と一緒にとても楽しく有意義なひと時となりました。

今回のトークショーでは、車いすバスケットボールU２５日本代表の郡司渚名さん・パラ・パワーリフティング日本代表で日本記録保持者の成毛美和さん・そして、茨城県立医療大学理学療学科准教授で車いすバスケットボール元女子日本代表ヘッドコーチの橘香織さんの３人が登場。

それぞれのパラスポーツとの出逢いや、勝負の楽しさ、頑張れる理由や励み、そしてみなさんに伝えたい事や、勝負メシの話しなどなど・・・・様々な角度からお話しを伺っていきました。

成毛選手は第17回全日本選手権大会では初出場ながら日本新記録を樹立され、

５４歳になった今も、次々と新記録を打ち出しています。

そこで私が「　頑張り続けられる理由は　何ですか？」と伺ったところ

「　お母さんが車いすに乗っていると　可哀そうって子供が思われる事もあるので、むしろ息子にウチのお母さんってカッコいいって　思われたくて　」との答えが！家族の応援や支えは大きいですね！　

その明るく強い笑顔と、日々の努力と実績に、心から感動しました。

本当にカッコいいお母さんアスリートです。

２３歳の郡司選手は、「　思春期の頃は、障がいを隠して回りと同じになろうとして苦しかった。でも車いすバスケットや仲間に出逢い、素の自分を受け入れる事が出来て心が楽になった　」というお話しもしてくださいました。

郡司選手は、今ではメキメキと頭角を現しU25女子世界選手権では、女子日本代表として出場、活躍されています。

トークショーの時も普段も、割とフワリとした語り口なのですが　試合になるとフィジカルの強さとスピードを武器に、キラキラひかるアスリートモード全開になり、私もすっかりフアンになってしまいました。

車いすバスケットも体験させて頂きましたが、車いすを操作しながらボールをドリブルするのは　なかなか大変でした。

郡司さん達が　自由自在に、しかもスピードも出しながら車いすを操り　バスケットをする様子も　カッコよかった！体験してみると　大変さも楽しさも分かるので　応援するポイントや気持ちも変わってきますね

そして今回は、茨城県立医療大学理学療学科准教授の橘先生が、（株）カスミ「　わたしの企画応援します　」にご応募下さり、採択され実現した企画なのですが、

「　スポーツの場では、健常者のみなさんも介助という立場ではなく、是非、一緒にやってほしい。一緒に楽しむ事で、パラスポーツが特別な事ではなくなります。そこが大事なところ。ぜひ試合を見て応援してくれる方が増えたり、一緒に楽しんでくれる方が増えてほしい。　」と熱い思いを語ってくださいました。

私もパラスポーツや、シッティングスポーツは「　健常者は支える側で一緒にプレーは出来ないもの　」と思っていたのですが橘先生のお話しを聞いて、とても身近なスポーツに思えてきました。

またボランティアの皆さんも　本当に丁寧に優しく教えてくださるので　多くの参加者の皆様が安心して　楽しく体験出来たと思います。

ボッチャも子供からご年配の方まで　みんなで楽しめます。審査員メンバーもチームを組んで挑戦してみました。

ボッチャ参加者の皆さんのチーム対戦では　微妙な距離を争う白熱の展開で　盛り上がりました

体験を通して、みなさんの明るく爽やかな笑顔と素晴らしいお話しの内容に　インタヴュアーの私もグイグイ引き込まれ、新たな気づきも沢山ありました。

心のバリアフリー・みんなで支え合う・広めていく

パラスポーツを体験を通じて、みなさまにより深くパラスポーツを知って頂き、パラスポーツに対して、一歩踏み出す1日になって頂けたら嬉しいな、と思います。

障がいのある人も健常者も、一緒にチームを組んで楽しむスポーツ

なんだか　会場には　とてもいい空気が流れていました。

ちなみに、個人的にちょっと面白かったのは　トークショーのあとで参加者の小学生の男の子が私のところにきて

「　お姉さん、今日はアナウンサーみたいに上手かったよ　」とこっそり声をかけてくれた事(笑)

ありがとうございます！褒められちゃって　素直に嬉しいです(笑)

今日は　すべてが　ほっこり爽やか！

参加者の皆様、ボランティアの皆様・カスミスタッフのみなさま

本当にありがとうございました。

パリオリンピックを目指す選手のトークも体験も、様々な学びがあった　素晴らしい１日になりました。パラスポーツ、しっかり応援していきたいです。

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