北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫氏講演会の司会進行を務めさせて頂きました(つくば市主催 令和5年度社会教育講演会)

つくば市とつくば市教育委員会主催で開催された、北朝鮮による拉致被害者の1人、蓮池薫氏講演会の司会進行を務めさせて頂きました。

演題は「 夢と絆を求めて~翻弄された運命の中で~ 」

講演では まさに体験した人でしか語ることが出来ない、拉致問題の全体像や、拉致された時の状況などを、実に生々しく具体的な内容でお話しくださいました。

入場定員は700人の予定でしたが、約900名近いお申し込みがあり、2階席まで使って全員が聴講席出来るように変更。

場内は蓮池氏の話しを一言も聴き漏らすまいという空気感に包まれていました。

講演の後、質疑応答のお時間を取らせて頂ける事になり、司会者としては緊張いたしましたが「 感想ではなく質問を簡潔に 」とお願いする形を取らせて頂き、多くの皆様より、様々な角度からのご質問を頂きました。蓮池氏も丁寧にお答えくださいました。

この講演会は、つくば市とつくば市教育委員会主催で「 蓮池氏が体験した、生きがいも自由も奪われた24年間の過酷な生活を知り、拉致の経緯を知ることが、拉致問題を風化させないことに繋がる。拉致問題の早期解決と、家族の絆・自由で幸せな生活とは何かを考える機会としたい。」という主催者サイドの強い思いもあり「 令和5年度社会教育講演会 」として位置付けられての講演となりました。

絶望と恐怖の中、様々な葛藤とも戦いながら、奇跡的な帰国を果たすまでの壮絶な24年間。

そして、横田めぐみさんをはじめ今も戻ってきていない方々・・・。被害者家族も高齢化する中「 なんとか親が生きているうちに 」という願い・・・。

今回、当事者である蓮池氏の講演を聴き、改めて「 拉致問題は本当にあった話 」であるという実感と恐怖と共に、私も母親としても、また社会の一員としても、社会教育委員としても拉致問題の早期解決を願わずにはいられません。

蓮池様、本日は大変貴重なお話をありがとうございました。また このような素晴らしい講演企画をされた主催者の皆様にも感謝いたします。家族の絆・自由で幸せな生活とは何かを考える非常に貴重な講演でもありました。

拉致問題は、まだ解決していません・・・。この問題を風化させないよう、みんなで想いをもっていかなければならないと強く感じました。

( お写真は全て許可を頂いてアップしています )

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