遅い夏休みで ちょっぴり北海道旅行をしてきました

遅い夏休みが取れたので 札幌に帰省を兼ねて一週間程 北海道旅行をしてきました。これまであまりゆっくり道内を旅行した事がなかったのですが、今回は「世界自然遺産」や「国定公園」を巡るドライブ旅行もあり 改めて北海道の雄大さと美しさに感動しました。

旅のスタートは富良野・美瑛から。ジェットコースターの道や、ケンとメリーの木、嵐の木(5本の木)、パッチワークの丘などCMなどでもお馴染みの風景は、絵本の中に紛れ込んでしまったようです。素晴らしい風景をドライブしていると日頃の疲れも吹き飛び とても素敵な気持ちになりました。

富良野に行くと必ず寄ってしまう「ニングルテラス」「森の時計」「風のガーデン」をはじめ 、富良野の雑貨もお食事も、作家さんや生産者さんを大切にリスペクトしている感じが伝わってきます。

富良野は そんなところもとても素敵だな、と感じます。お食事もお野菜がとても美味しく どの素材も新鮮で感激的でした。

翌日は大雪山層雲峡などの壮大な風景や渓谷美を堪能し、その後 知床半島へ。羅臼に向かう途中に歯舞・色丹・国後・択捉が見渡せる場所があり、そこから島々を眺めていると、色々と考えさせられます。

日本で一番 海に近い駅を通過し、ホエールウォッチングが出来る羅臼町に向かいました。羅臼では 舟に乗り鯨を見たのですが、マッコウクジラにも驚きましたが、北方領土が 先程より一層近く、目の前に見えるので それもまた 改めて驚きでした。


船頭さんにマッコウクジラの様子やお話を見せて聞かせて頂きましたが、船頭さんの言葉からは 羅臼町や海への愛情がたくさん感じられました。ユーモアたっぷりの元漁師の船頭さんの絶妙なトーク。忘れられません。

屈斜路湖には「ネッシー」のような「クッシー」の目撃情報があります。鏡のように空や雲が映りこむ美しい湖なので、もしかしたらクッシ―がいても不思議はありませんね。そんな事も ちょっと真剣に思いました(笑)

神々が遊んでいるという山や、美しく雄大な自然を改めて感じ、環境問題にも深く思いが巡りました。旅をしながら、本当に多くの大切な気づきと 学びがありました。

旅の最後は 父のお墓参り。私はお仕事柄、夏はお仕事が忙しく、お盆の時期には帰省できないのでいつも少し遅い夏休みにお墓参りをします。

そんな私に母は「 お父さんは あなたのお仕事ぶりを誇りに思っていたから、お墓参りなんていつでもいいのよ。型通りのお参りより、時々でも ふと 思い出してくれる方がずっと嬉しいもの。生きている人が大事。人生を楽しみなさい。お母さんも頑張るから」と明るく言ってくれるので 本当にありがたいです。

北海道の夕焼けは とてもきれいでした。感謝の思いが湧き上がってきます。明日から また、お仕事も暮らしも しっかりとした気持ちを持って 頑張りたいです。素敵な旅になりました。