アイラブつくば表彰式&フォーラムの司会を務めさせて頂きました

今年も「アイラブつくばまちづくり 表彰式&フォーラム」の司会を務めさせて頂きました。これは「アイラブつくばまちづくり寄付基金」に積み立てられた寄付金を活用し、事業を実践された団体の皆様に「実践団体証」の交付が執り行われるものですが、今期も28団体が補助金の活用実践をされました。

補助事業活動事例としては「福祉に関する事業」「環境に関する事業」「安全・安心のまちづくりに関する事業」「教育への取り組みに関する事業」など様々な分野で活用されています。

五十嵐立青つくば市長も出席された「活動事例発表」では活動団体の方から「生涯現役スマイリストでいられるまちづくり」や「「決まったことが何もない自由なあそびの素晴らしさ」というような とても素敵なキーワードと それぞれの熱い想いを感じる活動事例を伺う事ができました。

今回のフォーラムで最大の注目は 若手起業家安部敏樹さん「無関心を打破する地域づくり」の講演でした。安部さんは 2017年にアメリカ誌「Forbes(フォーブス)」で「アジアを代表する30歳未満の30人」にも選出され「KDDI∞ラボ 第五期最優秀賞」「観光庁官賞(最優秀賞)」他、数々の賞に輝いている 今 注目の若手起業家です。東京大学在学中から、社会問題をツアーにして発信・共有するプラットフォーム「リディラバ」を設立され 250種類以上の社会問題のスタディツアーの実績があり、これまでに1万人を社会問題の現場に送りこんでいます。

その安部さんの 次々と飛び出す非常にユニークな着眼点と発想、驚きの行動力、そして頭の回転の速さ。しかも、人としての非常に柔らかい感性を持ち、逆境時代のお話も素直に話すチャーミングな人柄に 満席の会場の老若男女のお客様の気持ちがグイグイと引き込まれ、聴き入り集中しているようすが司会席からも感じられました。質疑応答も非常に活発に行われ とても盛り上がりました。

「原体験を通して、感情を揺さぶり問題意識を持つ事。そこから社会に興味・関心を持つきかっけづくり」「社会問題を構造的・多面的にとらえ取り組む事」をスタディーツアーという形で提供されている安部さん。その企画は多くの企業の人材研修や子供たちの修学旅行などにも取り入れられています。

素晴らしい若者も、ベテランのご年配の方々も、多くの皆様が それぞれの街のために 自分たちで動く。個性があり 豊かで活力あるまちづくりのために 様々な分野で自主的に取り組む皆様が 沢山いらっしゃる事が実感出来る。「アイラブつくばまちづくり 表彰式&フォーラムは 今年も 大きな学びと感動がありました。