創業元禄元年(1688)年。地元の柴沼醬油醸造さんを見学させて頂きました
某有名な歌舞伎役者さんが 「 柴沼醬油の紫峰が 一番美味しいと思う 」と
公言した事でも有名な茨城県の柴沼醬油醸造さん。創業は なんと元禄元年(1688)年。お醤油を作り続けて333年になるのですね。
今回はありがたい事に この柴沼醬油醸造(株)の取締役会長で
17代目当主でもある 柴沼和廣会長にご案内して頂きながら
醸造蔵の見学をさせて頂く事が出来ました。
丁寧でわかりやすく優しい説明に 大感激です
醸造蔵の入り口近くを通ると、大豆を炊く匂いや お醤油独特の香り。
そして 初めて拝見する木桶!なんと 直径2m 高さ2.5mが ずらり!
その大きさにビックリです。
江戸・明治・大正、それぞれの時代に作られた醸造蔵も 真竹で作られた木桶も 歴史を感じる重厚感が 美しい。新しい柿渋の樽も美しい。
やはり日本の伝統文化は素晴らしいなあ。
ちなみに 柴沼醤油さんのように伝統の蔵出し木桶仕込みで
生醤油までを醸造しているのは 全国でも1%しかいないそうです。味も工程も とても貴重なお醤油なのですね。
色が美しく まろやかで洗練された柴沼さんのお醤油は この蔵から
時間をかけて作られた製品だと思うと あの美味しさは 納得です。
そうそう、私の大好きなロングセラーお菓子の
「 歌舞伎揚げ 」で使われているのも 実は柴沼さんのお醤油ですよ
海外でも人気の高まっている お醤油。
和洋中問わず、基本の調味料としてかかせない
日本独自の素晴らしいお醤油は
日本の大切なお味ですね
今日は 素晴らしい醸造工程も拝見させて頂き、
とても感激いたしました。ありがとうございました