朗読講師として初めて担当してきた生徒さんたちの朗読発表会という事もあり、思い入れも深く、ドキドキしながら当日を迎えた「　大人のためのお話し会　」

心配していたお客様は、補助席を出すほどの大入り！

ウィズコロナとして様々な事に気をつけながらもイベントが開催できる喜びで　会場のみなさんからのワクワクした雰囲気を感じました。

全体の司会進行は私が務めさせて頂きましたが　今回、生徒さんたちの朗読作品は「　ガラスのうさぎ　」「　さとうきび畑　」など戦争を反映する作品と

「　わすれられないおくりもの　」のように　人と人とのつながりや　永遠を感じる作品の2タイプにわかれました。

まさに　今という時代を反映している作品群です。

そして朗読会の最後には　私もゲスト朗読者として

「　蜘蛛の糸：芥川龍之介　作　」を朗読とお琴のコラボレーションで発表いたしました。

琴奏者は　何度も共演させて頂いている渡辺ひろみさんです。

この作品は　落ち着いた太めの声で朗読したかったので　お琴も低い音が魅力の17弦を使用。

地獄のシーンと極楽のシーンの対比なども雰囲気のある音作りをして頂きました。

芥川龍之介の世界の朗読イメージが　お琴と朗読のコラボによって　よりお客様にも　味わい広く伝わったらいいな、と思いました。

朗読会の最後には　生徒さん達から素敵な花束を頂きました。

そして「　先生、楽しかった～！」「　蜘蛛の糸、素敵でした！　」と生徒さんたちの弾ける笑顔！私も充実感でいっぱいになりました。

今回のチラシも生徒さんたちが作成してくれて　イラストの女性は「　もえみ先生を描いたんですよ　」との事。舞台のデコレーションなども　全て生徒さんたちが頑張ってくれました。

お客様をお見送りした終演後には「はい。先生の分のおやつ！」と恒例のいろいろなおやつも頂きました(笑)この温かさが　本当に嬉しいです。

石岡朗読同好会の皆様、素敵な発表会になりましたね。私も本当に楽しかったです。

そして　いつも素晴らしいお写真を撮ってくださる中泉正市さん、本当にありがとうございます。生徒さん達のお写真もとても表情が素敵で　早速　焼き増しして　プレゼントしようと思っています。

来月からも、また頑張っていきましょう。私も講師として　もっともっと何かを伝えられるように、これからも勉強していきたいと思います。

（　photo by 中泉正市さん　）

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