建設業関係の皆様に講演させて頂きました

創業 142年を迎える総合建設業の(株)田中工務店様からのご依頼で、建築・建設関係の社長様や従業員の皆様・関連業者様など、約100名を迎えた中で 講演をさせて頂きました。

実は今回、以前「 ロータリー インターシティーミーティング 」で 私の講演を聴いてくださった住宅部長の田中芳和様が 「 是非、弊社でも同じ内容の講演をしてほしい 」とご依頼をくださった事から実現したものです。このような形でご依頼を頂けた事がとても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

「(株)田中工務店 災害防止協議会 安全大会 」での90分間の講演。マスコミ関係と建設業会では 全くの異業種ではありますが、人間関係・コミュニケーション・作品を作る、という点では共通点はいくつもあります。

今回は ご依頼者様より、講演内容に「 見られているという事の意識 」「 第一印象の話 」「 ポンキッキのオーデションの話 」を必ず入れてほしいとのオーダーでしたので「 ひらけポンキッキから学んだハートのコミュニケーション~地域に根差して~」という内容で 90分お話させて頂きました。講演中、熱心にメモを取ってくださる方もおり、とても緊張しましたが嬉しかったです。

講演の最後に 今回参加が 建設業関係の男性が9割と伺っていたので 「  お父さん 」という子供の詩を朗読しました。

この詩は 大工さんのお父さんに憧れて あとを継ぎたいと思う子供の詩ですが途中「 大学を出たら お父さんの会社の社員になる。そうすれば 工務店はつぶれない。」という一節も あります。

子供たちは「 親の背中 と 仕事ぶり 」を憧れを持ってみている反面、するどい面も見抜いています。でも、やっぱりお父さんのお仕事に 誇りと憧れを抱いているのです。

講演終了後の帰りがけのロビーで、寡黙そうな職人さんたちの何人か 私に、ポツリポツリと素敵な感想を伝えて下さいました。それがとても温かく 職人らしい生真面目さと誠実さが滲み出ていました。やっぱり職人さんってカッコいいです。

建築・建設関係のお仕事は目に見える形で残るものが多いので、その点でもやりがいがありますね。今日の拙い私の講演から、何か少しでもお役に立てることがあれば 嬉しいです。今日も素敵な出逢いに感謝です。