皇居を参観するツアーに参加して来ました

新型コロナウィルスの影響で、私も3月のお仕事は見事に6本程 飛びました。仕方ないですね。でも高校の卒業謝恩会や教授退官式典などは、3月のこの時期にしか出来ないイベントで ギリギリまで一生懸命準備されてきたスタッフの皆さんや 楽しみにしていた方々の事を思うと本当に残念です・・・。 早く収束・終息してくれるといいですね。

そんなコロナの件もあり、この時期、皇居一般参観は休止となっていますが、今日は文化芸術普及倶楽部が昨年から企画していた「皇居を参観するツアー」に参加してきました。

今回は、事前申し込みの提出名簿で「 身分証明証 」と「 皇居参観許可通知書 」提示メンバーのみ拝見実施との事でちょっとラッキーでした。周囲に8つの門がありますが、今回は桔梗門(内桜田門)に集合しました。

海外からの観光客の方々も多いので 5カ国語で対応出来るように様々な言語のスタッフいます。多い日には500人を超える参観者がいるそうです。

皇居は江戸時代に徳川歴代将軍が居城としていた所ですが、皇居参観コースは 江戸時代からの濠(ほり)、門、石垣、櫓(やぐら)などを 宮内庁のボランティアガイドさんの説明付きで拝見する事が出来ます。アプリの解説もあってとても便利で分かり易い。

約2キロちょっとを 1時間かけて散策するのですが、美しい建築様式の中に日本の静謐とした美を感じることができました。私はお写真を撮る時だけマスクを外しましたが それ以外は着用して散策しました。

旧枢密院や、徳川将軍時代の印が刻印された石垣、富士見やぐら、車寄せ、お茶会などをされる蓮翠、TVでよく観る皇居正門と伏見やぐらなどなど・・・・どれも格式と品格があり とても素敵でした。


一般参賀の時に、皇族の方々がお手を振られる場所(宮殿東庭:バルコニー)は、高い位置にあるのかと想像していたのですが、TVのイメージより低い場所にあり、意外でびっくりしました。

そのバルコニー目の前の広場には、1度に2万人が入ることができる事や、地下には120台分の駐車場がある事など、知らない事も多かったので、ガイドさんの興味深いお話の数々は とても勉強になりました。

高層建築の中に、皇居が見える風景。

銀座の歌舞伎座の風景も同じような感じですね。なんだかちょっと、不思議な感じもします。でもビル群に、企業名の看板などが1つも見えないのは 流石に配慮されているのだなあ、と思いました。

この頃、日本の美しい建築様式や街並みを見る事が 最近 とても好きになってきました。 日本の伝統文化、芸術を感じていける機会が もっと増えるといいな、と思います。

皇居の庭に 「ハルメキ(春めき)」という名前の桜が一本、咲いていました。春ももうすぐそこまで来ているのですね。

素敵な企画にい誘い下さった皆様、また 色々 ご一緒させてくださいね!素敵な1日をありがとうございました。