常総市立図書館で「 プロのアナウンサーが教える ワクワクする読み聞かせの秘密」という講演をさせて頂きました

常総市立図書館からのご依頼で「 プロのアナウンサーが教える ワクワクする読み聞かせの秘密 」という90分間の講演を務めさせて頂きました。

今回は読み聞かせの経験が浅いボランティアさん向けの「 基礎編 」スキルアップ研修会講師としての講演です。

なにごともそうなのですが「 基礎 」って 本当に大切です。

私も高校放送部時代に 徹底的にアナウンスの基礎練習をさせられましたが、それが今のすべてに通じています。基礎は宝物になります。

今日は基礎練習や基本のお話をたくさん させて頂きました。

講演スタートは 茨城県の切り絵画家 滝平次郎さんの「 花咲き山 」を朗読させて頂きました。みなさん とても集中して聴いて下さいました。

また 心構えのお話も少しさせて頂きました。

読み聞かせボランティア活動をされている中で「 読む私もボランティアだから聞く方もボランティアで聴いてね 」という ちょっとした感覚の甘えで 本を適当に読む人も実際いらっしゃる事があります・・・

でも、読み聞かせに来てくれる子供たちやお客様は ボランティアかプロかは 関係なく参加して下さっているので、平仮名だけの絵本は初見でも読めますがやっぱり 下読みは絶対した方がいいと思います。

・・・・なんていう、真面目なお話なども ちょっとさせて頂きました。

今回の参加者の皆様も 本当にとてもいい雰囲気の皆様なので安心しました。

口の開け方・声の出し方・美しい日本語の鼻濁音の他、音の方向性と距離感などについても お話しさせて頂きましたが、参加者のみなさんが とてもリアクションが良くて

よく笑い、うなずき、練習の声もとても大きくて。講演をしていてる私も 思わずノッしまうくらい楽しいノンストップの90分講演でした。

今回の参加者には 初老の男性の方も数人いらっしゃいました。お仕事や子育てから卒業されてから 社会貢献として読み聞かせボランティアに参加されていらっしゃる様子や 真剣に学ばれる態度から、私も学びを感じとても清々しい気持ちになりました。

声を出すことや音読は 若さの秘訣の1つでもあるそうです。

スタッフの方が「 今日の参加者のみなさん、とっても 楽しそうで生き生きした表情を見せてくれていたのでなんだか 私も嬉しくなってしまいました!」と控え室でお声掛けくださり、私もホッとしました。

アンケートにも「 次回もまた 鈴木先生の研修会をお願いします 」と書いてあったそうで 本当に嬉しいです。参加者の皆様、ありがとうございました。

今回の講演会では スタッフの皆様の手作りの案内板や、控室の中のレイアウトなどにも優しい心遣いが溢れていて その温かいおもてなしに心から感動してしまいました。

読み聞かせボランティアさんの雰囲気が明るいのも きっと、図書館スタッフさんの素敵な空気感の影響だと思います。

常総市立図書館のみなさま、今回は初めてご一緒させて頂きありがとうございました。

また 皆様に喜んで頂けるような企画でお手伝いさせて頂ける事があれば いつでもお声掛けくださいね。

今後とも どうぞよろしくお願い致します。

本当に楽しかったです。ありがとうございました。

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