今年も「　YOUNG　farmer‘s　Meeting　２０２４　」の司会を務めさせて頂きました。大井川和彦茨城県知事の肝いりの企画の１つで、

今回も160名を超える参加者があり、、若い経営者や農業従事者に混じって、農業高校の生徒さんも参加され、会場は熱気にあふれていました。

「　茨城県を担う農業経営者が挑戦し続ける経営マインド　」「　若者が憧れる職業としての儲かる農業　」というキーワードからも、大井川知事の熱意が伝わります。

基調講演は「　日本一バズる農家　」としてXのフォロワー数が、約７万８千人。６年間で作付面積を200倍に拡大された（有）安井ファーム代表取締役：安井善成さん　

ロボットトラクターや全自動移植機・収穫機などのスマート農機を積極的に導入され、現在は北陸地域で最大の水稲（すいとう）複合経営を営んでおられますが、経営方針や、農業の継承に関しての親子喧嘩のリアルなお話しや、SNS活用の話、ドローンやAIによる画像解析のメリットと課題、人材育成のために社員の「やりたい事」や提案をフォローしていく苦労や楽しみなど、講演内容からも、安井さんの懐の深さ・ハートの大きさ温かさが感じられる素敵な内容でした。

その安井さんは分科会では、（株）れんこん三兄弟の宮本貴夫社長も加わり、質疑応答も時間いっぱいまで、かなり盛り上がりました。

その他の分科会も、フルーツトマトで有名な（株）ドロップの三浦綾桂子さん、異業種からの農業参入で優れた経営分析が注目される（株）ヤッカ　勝俣良さん、オーガニック野菜の（株）ユニオンファームの玉造洋祐さんが登場。どの会場も熱気であふれていました。

農業を取り巻く情勢が大きく変わる中、トップ農業経営者のお話しを直接聞き、交流が出来るこの企画は、経営改善に意欲のある若い農業者の「　経営者マインド　」を刺激し、意識が変わって行くのが　よくわかるので、本当に素晴らしい企画だと思います。

「　農業を通じて　働く人の幸せと　お客様の幸せを願い　実現していく　」

安井さんの言葉が胸に残りました。また参加者のキラキラする瞳や、熱心に学ぶ様子にも感動しました。

そして１つ、とても嬉しかった事がありました。お仕事の帰りに、知らない女の人から「　あの・・・さっきまで　司会をしていた人ですよね。私、農業はじめたばかりで、あんな感じの会に参加するの初めてだったから、すごく緊張していたんですけど、司会者さんがとても温かい司会だったから緊張がほぐれて・・・。なんか、すごく良かったです！」と声をかけて頂きました

・・・司会冥利に尽きるお言葉！　嬉しくて泣きそうになりました～(笑)

「　YOUNG　farmer‘s　Meeting　２０２４　」

私にも　素敵なMeetingになりました。

本当にありがとうございました！

主催：茨城県・茨城県青年農業士連絡協議会・茨城県農業研究クラブ連絡協議会・茨城県農業参入等支援協議会

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