6年振りに開催された「リレー・フォー・ライフ(Relay For Life)」で、夜の部の司会と朗読をさせて頂きました。

がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指すチャリティ活動「リレー・フォー・ライフ(Relay For Life)」で、夜の部の司会と、詩の朗読を務めさせて頂きました

コロナもあったのでしばらく中断されていましたが、今回、茨城では6年振り再開されました。このイベントは現在、全世界36か国以上で開催されています。

特に夜に行われる「ルミナリエセレモニー」では、旅立った人への思いや病と闘っている人への励ましのメッセージが書かれた袋にキャンドルが灯され、幻想的な空間感の会場になります。中央には「 HOPE 」の文字も描かれます。

私は今回その中央で「エンプティーテーブル」という非常に大切な追悼の詩を朗読させて頂きました。この詩は、この場に来ることが出来なかった がんで先に旅立たれた方を偲ぶセレモニーの詩です。

時にたった1人でがんと闘う患者の苦しみや、家族や友人のゆるぎない愛情、たくさんの涙・・・
重く切ない内容ではありますが、「がんになっても、希望を持って生きられる社会」「残された人々に希望と前向き進む勇気」「亡くなった事を嘆くだけではなく、その生涯を讃える事の大切さ」が、少しでも伝わるように、誰かの胸に届くようにと願いながら、そのような心持ちで朗読しました。

この詩は、感情を入れ過ぎるたり、一瞬でも集中力を切らすと世界観が壊れてしまうので、「亡き女王のパヴァーヌ」(辻井伸行さんのピアノCD)をBGMに朗読する事にしました。気持ちを、詩の世界に絞って朗読させて頂きました。

特に今回は、2歳だったお子様が小児がんで天に召されてしまった、私の大切なお友達からのご依頼だったの事もあり、なんとしても しっかり務めたかったのです。
会場の皆様にも、少しでも何か伝わってくれたなら 嬉しいです。

「エンプティーテーブル セレモニー」のあとは、サイレントウォークがありました。サイレントウォークは、ここに来ることが出来なかった方々の為に静かに歩く時間です。大切な人を思いながら ルミナリエの周りを静かに歩く・・・・。

ルミナリエのメッセージは胸に響くものばかりでした。天に召された大切な人を思いながらのひと時。心が浄化されてくようでした。

「リレー・フォー・ライフ(Relay For Life)」のイベントでは、6年振りのに再会出来た知り合いもたくさんいて、ホッとして抱き合ってしまいました。

長野県など遠方からの参加者や、都内や関東各地から多くの皆様が参加され、交流や情報交換もしていました。みなさん、温かい雰囲気の素敵な方々ばかりです

今は、日本人の2人に1人は何らかのがんに罹患する、とも言われています。
がんを経験した人(サバイバー)も、そうでない人も、サバイバーの家族や遺族や支援者(ケアギバー)も、みんなで共に支え合い、共に生きる社会は大切です。

全ての人が、様々な局面でも、勇気と希望を感じ、共に生きる喜びを分かち合える社会になるといいですね。

キャンドルは 私達の心に灯る希望の光
サバイバーがくれる希望の光 がん根絶への希望の光
スタッフの皆様の一生懸命さは 素晴らしかったです。

スタッフの皆様、参加者の皆様、今日はご一緒させて頂き、ありがとうございました。明日から、また 頑張って生きていきましょう

今回「リレー・フォー・ライフ(Relay For Life)」というイベントがある事を、少しでも多くの皆様に知って頂けたら。そして、同じ境遇や気持ちの方がいたら、寄り添える場所がある事を知ってもらえたらと思います。

私も微力ですが、これからも 何か少しでもお手伝いしていきたいと思っています。今回は素晴らしい機会を本当にありがとうございました

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