「 追悼:建築家 磯崎新~思考の建築 」で司会を務めさせて頂きました。

建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞も受賞されている磯崎新氏の追悼式典「 追悼:建築家 磯崎新~思考の建築 」が、3月19日(日)につくば市のNOVAホールで開催され、私は司会を務めさせて頂きました。

ロサンゼルス現代美術館をはじめ 世界的建築家として知られる磯崎新氏が、昨年12月に91歳でお亡くなりになった時、TVや新聞のニュースでは 磯崎氏のポストモダン建築の代表として つくば市の「 つくばセンタービル広場 」もアップされていました。

イタリアのカンピドリー広場を反転させた広場を併設するスタイルのこの広場は、つくば市民の憩いの場にもなっています。

つくば市とも深いご縁がある磯崎氏。その追悼式典という事で 今回は全国各地、遠方からも多くの方々が参加されました。

シンポジウム前には「 つくばセンタービル建築ツアー 」も開催され、改めて解説を伺う事で 磯崎氏の建築に対する細やかな配慮とセンスを実感でき、貴重な体験が出来ました。

またホワイエには 磯崎氏が制作した版画など十数点や、磯崎氏デザインの椅子「 モンローチェア 」などの 貴重なオリジナルや現物も展示され、熱心にご覧になっている参加者が多かったのも印象的でした。

シンポジウムには老若男女、様々な年齢層の方がお集まり下さいました。式典の最初には 黙とうが捧げられました。

今回、シンポジウムの座長は建築家で筑波大学名教授の鵜沢隆先生が務められ、パネリストも国内の素晴らしい建築家の皆様方が参考され、磯崎氏の作品もたくさんスライド投影されました。

磯崎さんの作品や活動についての振り返りや熱いトークが展開され 建築設計関係者だけではなく、都市計画・街つくり・アート・写真・デザインなど様々な角度からも 至高の空間となった事と思います。

今回の企画から、改めて磯崎さんの素晴らしい功績と、建築物のデザインや設計の美しさの重要性を知ってもらい、代表作の一つであるセンタービルの活性化にもつながっていくといいな、と私も心から思います。

実行委員長の鵜沢隆先生、副実行委員の齋藤さだむ様はじめ 実行委員会のみなさま。この度は素晴らしい企画でご一緒させて頂き、本当にありがとうございました。

1日限りの企画でしたが、磯崎氏の作品展や功績をじっくり感じる事の出来る素晴らしいひと時でした。心豊かな学びの1日となりました。お疲れ様でした。

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